映像/動画
映像表現とモーショングラフィックス

Flashによる時間軸のある表現

12月 10th, 2010

Flashの再生が可能というdocomoのギャラクシーや3D機種の
宣伝特設サイトがあった。アメリカのコメディタッチで、ニュース番組に
いろんなコーナーがあって、おとぼけをして見ていても押しつけがましくない
バラエティー番組的なノリであった。

そこでFlashの扱いで美しい金髪女性がカメラのフラッシュと間違えて
いつまでも理解できないという感じのものがあった。

iPhoneでは基本的にFlashは使えない。
しかし、アンドロイド携帯ではフレキシブルに閲覧タッチができる。
iPhoneの独自性と独創性を逆手にとったUSPでおもしろかった。

映像も何でもそうだが、アーティスト性がないものであれば、
尚更、作家のタイムラインがないから新しさというのは常に重要。

映像というのはディレクションが非常に難しい。
情報量が多いというものもあるし、技術的にもやはりバジェット次第
ということにもなりかねない表現の範囲がどうしてもある。

素人のFlashアニメは今ほど活況を呈しているわけではないが、
蛙男商会のような面白いことができるのがFlashだ。

もともとは、Flashはアニメーションソフトであり、それにWEBを
組み込んだ形の進化を遂げたソフトとされ、AppleのFinalCutProも
元々はFlash生みの親のmacromediaが手がけてAppleが買い取ったものだ。

FlashによるWEBのインタラクティブ性をHTML5で超えることが
できるかはなかなか考え辛いが、Flashでしか表現できないようなこともある。
例えばインタラクティブ性を録画することやアクションスクリプトによる表現、
シェイプトゥイーンなどで作るアニメーションなど動画ということだけでも、
その価値は未だに時間軸扱いできるソフトとして奥深さはある。

映画タイトルシークエンスの表現

7月 29th, 2010

映画のタイトルシークエンスがとても好きだ。

時間尺が決まっていて、登場テロップは必要に決まっている。
その制限のなかで息を呑むような映像の表現が加わっている。

実写がベースの映画がほとんどであるが、アニメによるシークエンス
表現というのも一風変わった印象を映画にもたらすことができる。

アリ得ないような表現や、映画の印象づけるアイテムや状況を
過度に表現することにより、これから始まる映画の世界観に引き込む
そんな入りの作りが今では主流ではないだろうか。

そして、その役目はディレクターや監督や主役のテロップと、
あらすじめいたものを表現する場であり、モーションタイプの
典型的な表現の場となり、実世界とTypeの美しさが映画感を演出する。