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映像表現とモーショングラフィックス

映画ソーシャルワークの感想

土曜日, 1月 15th, 2011

ソーシャルワークを観てきた。Facebookの成り立ちを映画化したものだが、
これはひどい。というか一般に見人とウェブ系の人と両方が楽しめない…。

焦点がブレまくっていて、いったい全体何がといった感じである。

一般の人に向けてであれば、変性意識状態を生成する方法をもっと入れても
いいだろうし、もっとドロドロというか誇張して描くべきだろう。
ジャスティン・ティンバーレイクがいい感じに演じていたのもあるが、
これでは映画というより普通のNHK特集の方が当方としては見てみたい程だ。

ネット関係のことはほぼ一切でていない。

しかし、得られたものはニーズを拾ったあとの行動の速さといったらない。
第一人者が成功をおさめるのはウェブの常であり、リアルでもそうだろう。
誰かが付き合っているという情報を知りたいとすれば、そういった機能をいれ、
すぐに機能強化していったというところが教訓になった。

プログラマーというところを誇張している訳でもなく、何がマークのすごいところか
を随所にいれていってもらえるともっと楽しめたのではないだろうか。

それにしても天才というより、弁護士との話の裏切り者というのもフォーカスが
薄かった気がする。Facebookの凄さは映画では全然わからない…。