映像/動画
映像表現とモーショングラフィックス

ノルウェイの森 映像表現

金曜日, 12月 31st, 2010

ノルウェイの森を観ての感想は総じて皆いいことでしょう。

思春期の性に対する、若者の葛藤を如実にあらわし、
あの昭和の空気を見事に表現できている映画であった。

村上春樹という原作の素晴らしさはあるが、
松山ケンイチと菊地凛子の演技力もまた素晴らしいものがあった。
菊池凛乎が19歳には見えない…というところは若干あったが…。

二人で言い合っている草原のシーンは、観ているものを
別次元の空気においやることができていたし、
もう一人のお父さんを亡くした彼女の家は何て奥ゆかしい造りなんだろうと
心ときめいていました。ファッションも当時の空気を出すためのものだが、
現在の70年代ファッションとしても普通であろう。